南無妙法蓮華経 |
恩師行勝院日達聖人宣く
「現代の青年で、この唯物史観に匹敵する文明が、東方にあるとは誰も考えません。みんな西湧東没の姿であります。それがどうなつていくかと言うと、人類が全滅していくという所へ到達しました。この西から来た文明、これを押し沈めねばならない。東方の文明が、これに替わらねばならない。東の方の文明とは何だ。それに東の方の人は、誰も気がっかない。そこで世界に恐怖が行きわたってしまた。
今、世界の指導者が、人を殺して我が身が救われることを見出そうとする誤つた考え方を捨てて、我が身を殺すことによって、人を救うことを考えるようになつた時のみ、今後の世界星きて行かれる。その教えを『日本の仏法』と申します。『日本の仏法』よりりほかに、今、西洋文明を排除して、それと逆の方向に人類を導いていく信念を持った宗教というものはありません。
宗教なきところには、人類には絶滅があるだけであります。絶滅の準備は完全にできております。科学の上から、社会組織の上から……是を引っくり返すに難しいことはありません。南無妙法蓮華経と唱えることであります」。
東湧西没の瑞相として、1980年、欧州第1塔ミルトンキーンズ仏舎利塔が湧現致しました。その2年後、当時のミルトンキーンズ新都市開発公団から、日本式仏殿と日本庭園を作って欲しいという強い勧請により、その自然公園の一角に仏殿僧坊の建立が始まりました。
設計は故大岡實博士が担当され、欧州の地に、『日本の仏法』を伝えると共に、日本の仏教文化を表徴するものをと考えられ、平安朝入母屋造りの優雅典麗な、この仏殿を設計されました。
爾来、ロンドンの宝塔建立をはさみ、20年余りの月日を経まして、多くの方々の御支援と御協力を賜り、今日、漸くその完成を見ることができ、左記の通り開堂供養の式典を挙げる運びとなりました。
この仏殿には、英国というお国柄、英国人はもとより、インド・中国などアジア系、中東アフリカ系等、種々の祖先を持つ方々が常に参詣されます。西欧文明の淵源より、大衆和合して、共に『日本の仏法』、南無妙法蓮華経を唱え出だし、立正安国の御祈念の場とならんことを念願致しております。
6月は英国のもっとも気候の良い時であります。皆様には大変お忙しい頃とは存じますが、何卒御参詣賜りたく謹んで御案内申し上げます。 |
合掌 |
記 |
一、時 |
平成16(2004)年6月20日(日) 午前10時30分 |
一、所 |
日本山妙法寺 英国最初道場 |
一、人 |
日本山妙法寺一門四衆 |
一、法 |
英国最初(ミルトンキーンズ)道場開堂供養 |
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NIPPONZAN MYOHOJI
PEACE PAGODA
WILLEN MILTON KEYNES
MK15 OBA ENGLAND |
電話 44−1908−663−652 |
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参詣お問合先:
日本山妙法寺 多摩道場 栗原行廣(上人)
電話(042)378−3395 |
トラベル・ミトラ・ジャパン 大阪市 大麻 豊(信士)
電話(06)6354−3011 |
各位様 |